という訳で、シネマdeショー延長戦！
第21回目は『狐狼の血 Level2』
こちらは、2年前に観たっきりなので再鑑賞。
ガミさん不在の本作、果たして日岡がどこまで成長しているのか！
それでは、更なる広島弁で捲し立てながらいってみよう🗣
-広島県警呉原東署刑事二課の日岡秀一（松坂桃李）は、マル暴の刑事・大上章吾に代わり、広島の裏社会を治めていた。
しかし、五十子会会長の愛弟子・上林成浩（鈴木亮平）が刑務所から戻ったことをきっかけに、保たれていた秩序が乱れ始める。
上林の存在と暴力団の抗争や警察組織の闇、さらにはマスコミのリークによって、日岡は追い詰められていく-
“たいぎいんじゃわりゃぁぁぁ！”
前作から3年後を描いた、オリジナルストーリー。
優等生だった日岡は、まるで別人の様な風貌となり、ガミさんの意志を継承し街の平和を保っていた。
そこへ、“悪魔”こと上林が出所。
冒頭から、この上林による地獄のワンマンショーが始まる。
もみあげを耳上辺りまで剃ったあの髪型、薄い眉、不気味な笑み、キレた時の眼光。
鈴木亮平の特徴である尖った耳が、ここまで恐ろしく映るとは…
このもみあげを剃る案は、彼自身の提案らしい。
その見た目の役作りも素晴らしいが、見た目以上に内容も本当に凄かった！
この上林を見たら、しばらく鈴木亮平がトラウマになる人もいるかも知れない程。
対する日岡役の松坂桃李も、前作からは想像もつかない程たくましく成長していた。
同じ作品(シリーズ)で、ここまで役(キャラ)の幅を作れる松坂桃李って、やっぱり素晴らしい役者だなと改めて思った。
そして、その日岡にスパイとして上林組に潜入させられる本作のキーマン、チンタ役の村上虹郎。
警察でもなくヤクザでもないその難しいポジションと、揺れ動く心情や葛藤を見事に演じ、間違いなくこの作品を底上げしたのは彼だと言い切れる。
唯一、個人的に残念だったのが、スタンド「華」のママであり、チンタの姉役の西野七瀬。
彼女の演技が好きとか嫌いとか抜きにして、どう見ても若すぎる。
ヤクザ達の溜まり場なのに、こんな若いママにさせたらリアリティもクソもない。
これは完全にキャスティングミス。
他にも、なぜかコミカル、吉田鋼太郎
飛沫で威嚇、宇梶剛士
年長バディ、中村梅雀
社長になった、パール音尾
極妻Gカップ、かたせ梨乃
変な髭、斎藤工
組長代行なのに…なんか残念、渋川清彦
おっぱい要員、筧美和子
またしても、脇役大渋滞。
書いてないけど、早乙女太一は光ってた。
確かに前作は超えれなかったけど、ワタシはこっちも大好きよ！
もはや、主演をも喰ってしまう程の存在感を放った鈴木亮平！
そりゃコバデミー賞あげちゃうわ🏆
第3弾の制作も決定しているこのシリーズ。
早く観たいのは山々だが、絶対にコケて欲しくないので慎重に作ってほしい。
そしてまた、頭の中が広島弁でいっぱいになる傑作を期待したい。
いや〜、ぶち最高じゃったわ！
まだ観ちょらんあんたら、はよみんさいや！！
初鑑賞☆4.2
2回目☆4.3
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ちぃちゃん！これは連続鑑賞にして大正解！！
そして、これはもう上林の優勝🏆
やっぱり悪役が輝いてこそ、映画は引き締まる！！
Level 3が待ち遠しいね〜🤩‼️
次回のシネマも、よろしくじゃあぁぁぁ🔥
