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転生 TENSEIのARLESのレビュー・感想・評価

転生 TENSEI(2006年製作の映画)
3.8
■転生と運命■

『完結していない古い漫画

私だけが知っている
物語の結末と
作者の結末

殿山小梅、享年22歳
前園俊子、享年22歳
三上春香、もうすぐ22歳』

【三部構成、3人の主人公】
第一部 / 1964年:殿山小梅
第二部 / 1986年:前園俊子
第三部 / 2008年:三上春香

各時代を反映した人物像でどこか性格に問題があるのに最終的には好感を持ってしまう3人のキャラクター

内容は転生と運命の切ないお話、。

22歳までの人生である事を2人目はうっすらと理解し3人目は確信しているからまた辛い、。

特に2人目の前園俊子の最後は泣ける、、

あとホラー描写は少なめで幻想的?で不気味なBGMが印象的なファンタジー作品だった。。

ただ、強盗のシーンは単純に面白くて笑えた。。でもあれがリアルな反応なのかもと思えたり。。
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