「真実」是枝裕和監督。
カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュですが、マノン役のマノン・クラヴェルがいいですね。声がいい。何が真実?これが真実?真実はひとつ?真実は複数あることもありますよね。
さりげないセリフで「うそ」「真実」を観客に考えさせる。
キャラクターの設定がよく考えられているが、それ以外の映画を、構成するパーツの設計がうまい。
映画には出てこない、サラの存在。
映画内で撮影されている映画
近未来の設定らしく、病気で地球にいると2年しか生きられない。他の星で生活して7年ごとに一時的に地球に帰って来て家族(娘)と会う。その娘と母親の話。
母親は姿が変わらないが、娘は会う度に成長し、歳をとる。年老いていく。そのばあさんになった娘をファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が演じている。母親と娘の抱擁。
互いを理解する。
ダイニングの壁に光琳の鶴のレプリカ。