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「真実」に投稿された感想・評価

Violet

Violetの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フランスの街並みも美しく、最後には心がほんわかする作品。
そんなに全体の評価は高くないけど、わたしはすごく好きだった〜。
サラについては結局最後まで一体どんな人物だったのかが説明されることはなく、ここらへんの多くは語らない人物の描き方は相変わらずの是枝ワールド!という感じ。

本作の大きなテーマとして「家族」が描かれていることはもちろん、タイトルの通り「真実」も大きなテーマとなっている。
娘リュミールは、母ファビエンヌを喜ばせようとして(?)孫シャルロットに「おばあちゃんみたいな女優になりたい」と言うように嘘をつかせるシーンがあるが、シャルロットはこれは「真実」なのかと問う。
事実と真実は違う。
事実が変わることはないけれど、真実は例えば記憶の中で改ざんされてしまったり、人によって解釈が異なったり、時間の経過によってその形を変えたりする。
だからこそ、真実は人の数だけあるのだ。
作品の内容としては全然違うけれど、『アイ、トーニャ』でも「真実」について同じような解釈をしていた気がする。

ファビエンヌはサラの存在に、リュミールはファビエンヌの存在にきちんと向き合い、その結果ふたりが晴れやかな表情をしているのが印象的だった。母と娘、お互いを想っているのに噛み合わない。けれど、言葉はなくても時間がいくら経過してもお互いへの気持ちが失われることはないんだなと最後にはほっこりした気持ちになれた。

最後、ファビアンヌが天国で言われたい言葉はなんだったんだろう。
P

Pの感想・評価

3.7
最後まで観てみると、癒やされました。当然ながらドヌーヴさんへのリスペクトを感じる。
GEN

GENの感想・評価

3.8
超ベテランの女優(ドヌーブ)が映画の中で映画制作しながら、出版した自伝の内容が周りの人々って軋轢私生み出すので、序盤から集中して見ることができた。
7年置きに宇宙から娘に会いに地球に戻ってくる母親の女優は美しかった。その娘をドヌーブが演じる映画の中の映画もいい内容だった。
並行して自伝による娘や執事?との軋轢も解消して、ハッピーエンドとなったのは救いがある。
一歩間違うと気持ちがすれ違ったまま、淋しい晩年を過ごすことになったかもしれない。自分の気持ちを伝える大切さを感じた。
K

Kの感想・評価

3.3
吹替視聴。宮本信子さんの声は合っているけれど、宮崎あおいさんの声は若すぎる且つ優しすぎるように感じた。日本人監督がこんなキャストを揃えられるのかという驚き。わがまま大女優のツンデレ劇。プライド。「自分が出ている映画が好き」。視聴しながら何度か頭の中を流れるのは「浪速恋しぐれ」。質の高さは伝わるものの、好きかと言われるとどうだろうかと考えてしまうタイプの作品だった。
なお

なおの感想・評価

3.9
あぁ家族ってすごく複雑なものなんだなって思った。

家族の関係性は人それぞれ十人十色だから、この映画も人によって思うことが全然違うんじゃないかな。

ディナーのシーンみたいに言い争いになることもあれば、ダンスのシーンみたいに家族だからこその信頼関係で安らげる相手でもある。

結局どんな親でも子のことは愛しているのだよ。示し方がそれぞれなだけで。
中の中。強烈な皮肉は苦手だけどオシャレな雰囲気のフランス映画を観たいときに観る映画。
是枝監督が手掛けたフランス映画。老いた大女優とその娘の確執と雪解けを描いた作品。ドラマチックな展開や派手な演出は皆無で、観る気分によっては退屈に感じるかもしれない。ただ、細かな機微を丁寧に描いた脚本とそれを演じきる役者、青みの強い邦画風の画作りなど、細部に渡って作り込まれている。先読みせず、ストーリーの流れに乗って、ゆったりと観ると良き。
期待せず鑑賞しましたがとても良かったです。
わがままでも人から愛される人を上手に表現出来ていると思います。
是枝監督とは知リませんでした。
普通に洋もんやと思い込んで見たので騙された気分になりました。
でも楽しめました。
余韻が残るいい映画だった。私の手記なんだから私が好きなように書く!っていうのもわかるし、なんでこんなにつまんでかくの!?って気持ちもわかる。
才能と仕事とすれ違いと…現実ではこんなに綺麗にいかないかもしれないけど円満なおわり方もしっとりと良い。
キャスト陣が豪華すぎるのに、名演でまさに役にハマってるから変に目立たない。良!

国民的大女優とその娘が、母の自伝本出版をきっかけに、改めて自分たちの過去と向き合っていく愛憎の行方を描く。。

フランスの国民的大女優ファビエンヌが、『真実』という名の自伝本を出版することに。海外で脚本家として活躍している娘のリュミールは、人気テレビ俳優の夫ハンクと娘のシャルロットを伴い、パリ郊外のファビエンヌの屋敷を訪ねる。

是枝裕和監督が初めて国際共同製作。2019年・第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。
yuka

yukaの感想・評価

3.5
是枝監督の家族映画がフランス映画になったらなら…。あらすじに書いてあるほど劇的な展開ではない。
カトリーヌ・ドヌーヴ、いくつになってもその年代の役をこなしていつまでも元気なの凄いなぁ。
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