このレビューはネタバレを含みます
ゴジラの捉え方がキャラによって違うのは哲学的で面白い。
ハルオは憎しみでゴジラを怪獣として捉え、フツワの民はゴジラに憎しみがないので災害と同じ捉え方をする。
主人公の"ゴジラは倒すべき怪獣という概念"を後世に持ち込まないために死ぬのは別に良いんだけど、笑顔で死んでしまったらメトフィエスの「滅びの先に救いがある」って言葉を肯定していないか?
そこだけよくわからず謎、虚淵脚本にしては珍しい最後の投げ方だった気がする。
アクションシーンは繰り返し同じ言葉を聞かされてゲンナリした。