タキタ

僕らの先にある道のタキタのレビュー・感想・評価

僕らの先にある道(2018年製作の映画)
4.5
『僕らの先にある道』
台湾出身の女優レネ・リウ原作・初監督作品


北京が舞台
何も持たないけど若さと夢だけがあるジエンチンとシャオシャオ

色鮮やかな過去の日々と
モノクロで描かれる別々の現在

いつの間にか互いの愛がすれ違って二人の明日が見えなくなってしまって
そんな日々を繊細に生々しく描いている

個人的にエンディングでモノクロの映像がカラーになった瞬間に胸がギュッとなった
そして見終わった後に心がほんのり温かくなった


「ごめんの一言は大切な人を失う間に
愛してるの一言は、まだ間にあううちに」
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