始めたきっかけはきっと些細なことだけど、それが何年も何十年も追っかけてきて、その負のループから抜け出せず苦しみ続ける家族の様子が痛いほど伝わった。
出来る限りのことをして辞めさせたいのに救えないお父さんの苦しみはもちろん、愛する人たちのために辞めたいのに辞められない息子の辛さ。これが依存症なのだと怖くなった。
そして同時に、親の子への愛ってすごいなと。何度犯罪を犯しても支える母親とか、何度裏切られても信じる父親とかのドキュメンタリーをよくテレビで見て、"なんでまた助けちゃうの。突き放せば良いのに" とか思っちゃってたけど、きっと自分が親になったら、デイヴィッドやヴィッキーやカレンみたいにニックを何度も信じて手を差し伸べるのかな。。。?