リアル。見てるのが辛い。思わず何度も深いため息をついてしまいそうになる。でもそのリアルさがいい。
薬物依存なんてそんな簡単に乗り越えられることじゃない。家族愛とか恋だとかで。でも、簡単じゃないけど結局はその献身的な愛の力が重要なのだと気づかされる。
同じ展開なので、視聴者としては主人公に終始イライラしてしまうけど、正直、見てるものが現実世界。映画らしい展開じゃない。そこがよかった。
父親から十分愛を受けているし愛らしい家族もいるのにのに薬に走ってしまう。そんな人間の脆さが出てて、そしてその脆さを乗り越える不器用さも現れてて。
これ高校の保健の授業で薬物テーマの時に見せたらかなりインパクト強いと思う。
