全てを超えて愛してる
ってのを言いたい映画なんだろうなと思った
あまり物語性がないところが好き
隣で観てたおじさんは寝てたけど
あと、シガーロスが最高に美しかった
ほんと、最高だった
⚫︎以下雑談
自分の意見は毎日変わるのでTwitterとかFacebookとか人目につくところにはあまり書かないようにしてます。後で見返して恥ずかしくなるし、それを知り合いが見たのかと想像するともっと恥ずかしいから。でも、ここなら誰も見てない。
昔、文学の先生が言ってた
何も言わないのは同意してるのと同じ
というのは、確かに一理ある
私の好きなものは薬中がつくってた
ハイだのトリップだのあっち側の世界だのと、味わったことある人はもちろん、見たことない人にとってもそれは魅力的なんだと思う
一種の快楽だから
でも彼らはそれらを見せびらかして、こっち側に来るか、それとも何も知らない子どもでいるかを選択させようとする
ほんとは2択じゃないくせに
彼らは見えないものが見えるようになったわけじゃない
聞こえない声が聞こえるようになったわけじゃない
できないことができるようになったわけじゃない
全てはその逆
彼らの視界は狭くなり、誰かの言葉も届かず、自分が朽ちていくのに気づかない
あっち側の世界なんてのは、この世の一部でしかない
違うところになんて行ってない
それはただの思い上がりだ
私はいいものをつくりたかった
だから彼らを優れていると思い込み、羨ましく思っていた時期もあった
でもそれは誤りだと気がついた
だから彼らを美の象徴に仕立て上げ、アンニュイな雰囲気で酔わせ誰にでもその道が拓けてるなんていう人間の言葉に耳を貸さないで欲しい
そんなまやかしを相手にする程人生は長くない
薬じゃ空は飛べない