ryu

愛がなんだのryuのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.6
テルコに通ずる部分はいくらでも見つかるのよね。その人の行動パターン覚えたり、その上で呼び出しLINE待ってみたり、もうお風呂上がってすっぴんなのにすぐに出かける用意してみたり。ヤマが外れるときは虚しいけど、当たったときはものすごく幸せ。幸せの絶頂って感じだから、どんなに雑に扱われても好きでいるのやめられないんだ。

バカになれるほど好きな人ができるって幸せだよね、という共通認識ですが、完全にテルコに共感はできなかったから映画館で観なくて良かったなと珍しく思った。
テルコみたいに素直になれないから、あんなに好きを全面に押し出せないし、飛び出して会いには行くけど料理とか掃除とか尽くしたりはできない。

だけどラストにかけての展開で、マモちゃんはバカだし、きっとバカじゃないんだろうけど、だとしたら狡い男だし、私もきっとテルコみたいな行動をとるから、投映されちゃって、嫌になっちゃって、やっぱりこの映画が嫌いになりそうになった。
男は前を向いてけるのに女は囚われたままだなんて、今泉監督、ひどいよー

マモちゃんみたいな男、結局好きになっちゃうんだよーーー!!!!
2182
ryu

ryu