七星

愛がなんだの七星のレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
4.6
愛ってなんだろう。
静かにある人を想うこと。或いは、ある人の為に尽くし生きること。側にいてあげるだけ。好きな人には誰しも気を使う一面がある反面。それって第三者からみたらなんか気持ち悪いというか、なんとも言えない感情になるのは不思議で。

今泉監督の作品を他にも観てみたくなる作品。

個人的には江口のりこさんやっぱり最高でした。

時間の経過をコーヒーの変わる染みで表現してるのが好きだった。

カップ麺を頬張って咽せるとこ、シャンプーの途中なのに電話がなってお風呂場からリビングに行くとこ、家にいるのに外にいるって嘘ついて誰かの都合のいい女になってる人って以外と多いんだろうな。

叶わない恋に対して、諦めることくらい自分に決めさせてくださいよって言う中原。胸が苦しくなった

山田さんって呼ぶ彼、まもちゃんって呼ぶ彼女。
いつまでもそこが心から交わることはないんだなって。見えない壁が見える感じ。

あーーーわかる!!こんな人いる。ってなるこの作品主人公だけじゃなくていろんな人に、出来事に、物に、共感する人続出だろうな。
七星

七星