テアトルルイーザ

セクシャリティーのテアトルルイーザのレビュー・感想・評価

セクシャリティー(2018年製作の映画)
5.0
2024/3/16#26めちゃくちゃ良かった。痺れた。
英語も独特で多言語多文化な感じがあって不思議。音楽の使い方も含め、どこか中国韓国っぽいアジア性もあって観ててカオスだった。と思ったらカナダ映画で監督脚本はアジアのルーツを持つ人なのかな。
ストーリーはタイトルの示すセクシャリティーがテーマ。でもファンタジー、スリラー、少しホラー?の混沌。まさに流壺に惹き込まれる感覚。
男とか女とか父とか母とか娘とか恋とか愛とか家族とか、もうこれでもかって混ぜ合わせて後半は涙がでたけど、隣人愛と管理人愛に救いがあるのがなんか深い。

詩人の世界ですね。詩って俳句や短歌と似て非なる何故。大陸的なものという事なのでしょうか?なんかしっくりこないんだけどそこがまたエキゾチック。言語と精神、そして文化。

主演のサラ・ガドン、美人というかとても端正、その水浴は神話の世界。てかバスタブとかホースのシーンとか小物たちが意味ありげで色々気になりました。
テアトルルイーザ

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