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キングダムのJのレビュー・感想・評価

キングダム(2019年製作の映画)
4.8
・物語★★★★★
・配役★★★★★
・演出★★★★
・映像★★★★★
・音楽★★★★★

心に響く感動アクション大作でした。

原作マンガは未読ですが、とにかくキャラクターが皆んな揃って魅力的。
これが原作のベストセラーたる所以のひとつなんでしょう。

キャスティングも当たっています。

信(山崎賢人):
「俺は、天下の大将軍になる男だ!」「夢見て何が悪りぃんだー!」
誰もがルフィを思い浮かべますよね…。
スポ根もの顔負けの熱いセリフを吐きまくり。
でも若いパワーをひしひしと感じ、好感がもてます。

嬴政/漂(吉沢亮):
二役を見事に演じ分け、カリスマ性すら感じさせます。こんなに巧い役者さんだったんだぁ。

河了貂(橋本環奈):
本作最大のゆるキャラ🦉
アイドル感を一切出さず、むしろ少年っぽさが出ていてイイ!

楊端和(長澤まさみ):
卑弥呼を彷彿とさせるクールビューティ。
コスチュームといい、セクシーな二刀流アクションといい、カッコ良すぎでしょう。

成蟜(本郷奏多):
その笑い方、憎らしくって素晴らしい!

壁(満島真之介):
目立たないながらも好演です。
こういうキャラクターは、原作を読んで掘り下げたくなっちゃいますね。

左慈:(坂口拓)
豪華有名キャストに混じって誰このオッサン?と思いましたが、なんと“現代の忍者”の方なんですね。
ラスボスとしてのキャスティングも納得です。

王騎(大沢たかお):
「ンフ…❤︎」
喋りはオカマだけど実は強いって、こんなにカッコイイのか…


大迫力のアクションシーンの見応えは言うまでもなく、劇場鑑賞必須です⚔🛡

ワンオクの「Wasted Nights」も壮大で、世界観そのままです!


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劇場用パンフ★★★★
全46ページ。
金箔のようなキラキラ表紙に、豊富な劇中カット。
原作未読者向け(?)に、原作をちょこっと掘り下げたトリビアも。
キャストだけでなくスタッフも含むたくさんのインタビューも、読みごたえがあります。
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