まめ

さよならくちびるのまめのネタバレレビュー・内容・結末

さよならくちびる(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハルとレオ、表には出さないがお互いに憧れている。
ハルは同性愛?それを誰にも打ち明けられず辛かっただろうとシマは言う。レオがシマを誘うが断る。レオは辛い?
文句を言いつつも、結局集まってくる。
レオの為にシマが命をはったと思われるが、実はハル(バンド)の為である。
ハルは、シマとレオが付き合うと思っているがシマはハルが好きで、レオもそこに気付かないハルに怒り。
ハルはレオの事を考えている。シマはハルのことを考えている。
「バカみたい」というハルと「バカで何が悪い」とつっかかるレオ。
ハルの為なら何でもすると言って無理にキスをするレオ。レオに無理をさせたくなくて拒むハル。3人が皆それぞれ片想いに苦しんでいる。
ハルの望みは、レオがレオのままいてくれてハルレオが続けばいい。
ラストシーン解散のところで3人バラバラになるが何度も見た発車の時なハルレオが乗ってくる構図最高。シマの「お前ら馬鹿か?!」に対するレオの「バカで何が悪い」が良いー!
「溢れそうな言葉を慌ててタバコで塞いだ」の歌詞。ハルがタバコを咥えるシーンって何か言ってしまいそうな時だったのでは?
◎「バカで何が悪い」誰かにバカと言われた返答ではなく、ハルやシマが自虐的に自分の事をバカだと言ったことに対して相手を肯定する言葉で、最後は自分たち3人を肯定する言葉。
不器用ながらも他人を受け入れるレオの性格がよく表されていたと思う。
レオにとってハルは憧れだったが、そんなハルが自分に恋愛感情を抱いていると知っていた。だがそこにシマが現れてレオの心を奪ってしまう。こうして片想いの三すくみ状態に。
「同情されると」3人とも自分の置かれた境遇を理解して、そして苦しんでいる。

劇中で何度も同じメロディーの曲を流している。それは印象的なシーンで?
まめ

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