マルコヴィッチ

すべての終わりのマルコヴィッチのネタバレレビュー・内容・結末

すべての終わり(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと残念な西遊記的なスリラーロードムービー

謎の天変地異が西海岸を襲いに1人残った恋人を助けに行く

弁護士の主人公、元海軍の恋人の父、インディアンで車の修理業をしている少女、ラストに唐突に出てくる隣人

これらが西遊記の主要キャラに当てはまるような気がして、多少考察の余地がある

最後のエンディングの車で走り抜けて火砕流から助かったのか助からなかったのか分からない…
この終わり方は『川のそばの山道』、『男の子を妊娠した恋人』、『爆走する車のバックショット』でキリスト教の伝承にあるクリストフォロスの物語感が若干感じる。

私の好きなジョンマルコヴィッチが主演するの『魔王』と似たような構図での終わり方。

低評価のレビューが多いが、エンディングの車で走り抜ける➡︎突如エンドロール始まる➡︎エンドロール途中で続編を匂わせる映像を出す

これだけでこの作品の評価ベースは上がったのではないかと思う