お涙頂戴のために都合よく生かして都合よく殺して、所詮ヴァイオレットも三次元の興行が産んだただの道具だっていう現実が派手な演出から垣間見えてしまい、なんかめ〜ちゃくちゃ悔しかったんですよね。スクリーンに広がっていく海と反比例するように涙がカラッカラに引いて、魔法が解けるときってなるほどこんな感じなのかと思うと笑ってしまった。散々命を消費した挙句、運命なんて野暮なもんに物語を結ぶ一番の「愛してる」を任せていいわけあるか！映画が表現したい「愛してる」のベクトルが、私の信じているというか、信じたい方向と正反対に向いていたといえばそれまでなんだけども、そんな当てつけは無いよ〜と思ってしまう。わたしのエゴなのかな〜悲しいですひたすら
