このレビューはネタバレを含みます
やりきれない感じや
今の時代の空気のようなものを感じられて
一応、前に進みだすところに着地しているので
思っていた以上に良かった映画でした。
美容院の開店のシーン
葬式での町の暴力団の香典を渡すシーン、など
あとでそれにつながる直接的ではないけれど
人物の心情や背景など知ることができるセリフ
そこはかとない、映画での見せ方
鑑賞していて、それはないよねと思えた、競輪でのことも
最後に良いところに着地はさせる
犯人と疑われ、さらに悪い方へ転んでいき
救えなかった者を救えない
と、いうようなことにとらわれて
どんどん深みにハマっていくけれど
それでも救いはあるところへもっていってくれる映画でよかったです。