TAKA

凪待ちのTAKAのレビュー・感想・評価

凪待ち(2019年製作の映画)
4.3
2019-132-097-035
2019.7.8 TC六本木ヒルズ Scr.4

・生きてくっての
・垢にまみれた男
・女川の海
・あかり(^_^)

なんで?
なんでそこで止められない?
なんで全て悪い方に行くように選択するの?

観てて・・・
てか、観てられない感じ。
だけど、そんなもんなのかもなぁ・・・
生きてくっての。
現状を打破して抜け出すのって、大変なんだよな。
特に歳をとればとるほど。

香取慎吾は
そんな男の人生の疲れを
垢にまみれた匂いまで
見事に演じてたなぁ。
そういうの、似合うようになったんだと
しんみりしたり、少し切なかったり

なんなんだろう。
人の優しさって。
一生懸命生きてても
理不尽な哀しみや死は訪れて
人生はそんなもんで
だけど一生懸命に生きて
だから一生懸命に生きて
だから
哀しみがあったからこそ
より一層人に優しく出来るのかな
女川の海は
何も答えない。

だけど
生きてけば
希望が見つかることもあるし
あかりが灯されることもある

少しずつでも
少しずつしかできないから
前を向いて歩きたい
諦めず
焦らず
ただ信じて

本作を鑑賞して
なんかそんな気がしました(^_^)

ラスト。
エンディング・テロップの背景に映るのは
女川の海のなか
沈んだ街、生活、命
そう来ますか・・・(^_^)

追記。
・香取慎吾ってなんか好きなんすよ(^_^)
ハットリくんだとか(笑)
昔、日テレの深夜番組だった頃の「天声慎吾」で、キャイ~ンと一緒に有楽町の酒場で酔っ払って、
「俺、アイドルだけどこういうキャラで良かった~♪ヾ(≧∀≦*)ノ〃」
って叫びながら、道路に寝そべって転げ回ってた慎吾ちゃんが忘れられない(笑)
TAKA

TAKA