スタンリーキューブリックのシャイニングは閉鎖空間からくる心理的な恐怖を体感しましたし、クラッシックミュージックと異様な影像が恐怖心を助長させてましたよね！
スティーブン・キングのシャイニングと言うよりはスタンリーキューブリックのシャイニングとして作り上げられていた映画だと数々のレビューが唱えているように、、、前作のシャイニングの謎を解明する気持ちで鑑賞していましたが…率直な感想前作のシャイニングとは別物と考えた方が良いですね！
(ストーリーは別物ではあるけどシャイニングを見たことある人なら絶対楽しめる。保証する)
そして、今作のドクタースリープ。
主にシャイニング＝超能力の謎を説き明かすのがテーマです。
序盤はダークファンタジーのような走り出しで、ダニーと母親が雪山のホテルでの事件後2人で暮らしている場面から始まります。
前作の俳優とダニーもお母さんもそっくりなので息を飲みました、、、！
前作のスタンリーキューブリックの映像の撮り方同様鳥瞰図アリ。センタリングアリ。redrumアリ。
前作を見てから見ることをおすすめします！
そして40年後のダニー。。。同じ超能力を持つ人々を媒介としての出会い。
途中、ホラー映画ということを忘れSFアクションかと思いきや、ロードムービーになったり、過去を克服し勇気づけられる場面も、、、
シャイニング＝超能力と定義付けていますが、人が誰しも成りうる精神的な闇の部分であったり、優しさでもあると読み取れるなと思いました。
1980年のシャイニングが新しいホラー映画と定義付けられたように、2019年のドクタースリープも別の意味で新境地！！！
