異能バトル物はこれだからたまんねーな!!!(違)
いや、違くはないです。
超名作ホラー、シャイニングのまさかの続編。
正直シャイニングは某スティーブンスピルバーグの映画の事前準備として見たにすぎず、そこまで思い入れはなかったのですが独特な空気感と不気味さなど大変印象の強い映画であることは間違いなく、評価も高いということで気にはなっていました。
原作者が映画「シャイニング」に対して肯定的じゃない、というのは何となく知っていてその理由の一つが題名にもなっている「シャイニング」という能力。
正直映画を見ただけだとほぼその描写はなく、さわり程度に言及されていましたが今作はこれが超全面的に押し出されています。
ただ話があまりに乖離しているので、終盤も終盤までシャイニングの続編である必要なくね?って思っていましたが、最後に怒涛の出番と存在感を出すホテルと「彼ら」
ラスボスとの決着のつけ方はとても自分好みで良きでした。
映画「シャイニング」のあえて人物像や設定など深掘りをせず、謎のままで終わらせた点が好きな方からすると、そういった謎の部分が言語化され解明された今作に複雑な感情を持つ方もいらっしゃると思いますが、すごい浅い付き合い方をしてる自分にとってはすっきりもするいい描写だったなと思いました。
それにしても「真の絆」のかませ犬感は逆にスカッとして気持ちよかった〜〜笑