やっぱりカルカン

美少女戦士セーラームーンEternal 後編のやっぱりカルカンのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1992年なかよし連載開始時からのセラオタなので点数高め。もはや様式美みたいなもので面白いとか面白くないとかそういう次元で見てないのでごめんなさい。
まずこの映画はセーラームーンの知識がすでにある方に向けて作られているので注意が必要。(シリーズで言うと4番目なので123はすでに見ている前提)

前編も見ている前提で作られていますが、今回は冒頭に前編のおさらいが付いていて親切だな〜と思いました。
なんか昔見たアニメと違う!と思った方もいると思いますが、こちらは原作通りですのでアニメオリジナルの要素は入っていません。

2/11公開、2/22に観に行きました。
緊急事態宣言が出ている上になかなか観に行く時間が取れず出遅れてしまったので、きっともう入場者特典は無いだろうと思って覚悟して行ったらまだ配っていて心から安堵。これで前編のカードと後編のカードが揃いました。ちなみに前編の時は1人2枚ずつくれたのに後半は1枚だけだった(当たり前か…)

余談ですがパンフレットとグッズだけ2/11の早朝買いに行ったらスーツケースを転がした転売ヤーがカゴ3つ分くらい大量の商品を購入していて嫌な気分になりました。劇場側も売らなければいいのに!

前編の時は館内が暗くなってすぐ、急に本編が始まってびっくりしたけど後編は普通に他の映画の予告やCMなどが10分ほど上映されました。やっぱり特典の配り方といいあの日はなんかおかしかったのかな?

前編はあっという間に時間が経って80分の上映時間が体感で40-50分に感じましたが、何となく後編は実際の時間よりも長く感じました。原作通りなので今更どうこう言っても仕方ないのですが、戦闘の際守護戦士達がいつも肝心な時に立ち尽くしたままでガーディアンとしての責務を全うできないんですよね…
過剰に活躍しすぎると、原作と違う!とか脚色しすぎ!とか言われると思うんですが演出でなんとか、何もしないでただ立っているだけじゃなくてもうちょっと動かして欲しかったです。

今回も作画は概ね良かったです。
ウラヌスの変身シーンで背景が木星になっていましたが製作委員会で話し合った結果そのまま上映する事になったそうです。ローソンのブロマイドはそのせいでウラネプのデザイン(カット)が変わってしまい全戦士同じシーンで揃えられなくなってしまいました。
円盤では修正されるはずですが、期待していた分こんな低レベルなミスがあるとはガッカリさせられました。何人もの人が関わっているはずなのに、チェックする人もいるはずなのに誰も気づかなかったのでしょうか。信じられません。そのため点数は前編と同じ4.0にしたかったですが3.9にさせて戴きました。

みんなあえて触れないようにしているのか、あんまり話題になってないのか分かりませんが最後に「To Be Continued…」とありましたのでセーラースターズ(ギャラクシア)編もありますよ!ファン歓喜!

みんなの力をひとつにして敵に立ち向かう所で泣きました。セーラームーンはやっぱりこうでなくっちゃ!エンドロールは「"らしく"いきましょ」が流れます。懐かしいですね〜!
映画を見てからでもいいので、原作を読んだ事ない方は是非どうぞ。まだ見てない方は原作を見てからだとより一層楽しめますよ!