ナ

海獣の子供のナのレビュー・感想・評価

海獣の子供(2018年製作の映画)
4.5
誰かの誕生日にプレゼントしたい物語…プレゼントされたい……

まさか海、宇宙から誕生の話になるとは思わなくて、鳥肌がたった 美しさもあり怖さもある
海と産み、宇宙と生命、生命の渦を授かった生命がまた他の生命に授けてループしていく事とか、不思議な一致は偶然ではないのかな
新しい宇宙が生まれる度に私たちも生まれ変わってるとかロマン〜

「海は子宮で隕石は精子」みたいなおばちゃんの説明が分かりやすい→2回目どこで言ってたか探したけど分からなくなっちゃった
他にも臍の緒のシーンとか、ひと段落した後のオルゴールの音楽とか、分からなかった所を別のシーンで補い合ってくれるところ優しさを感じる
この言葉とかシーンが無かったら、女の子が見る映像の意味が分からなかったと思う…今でも分かってないところはあると思うけど

なんか他の映画かなんかでも、水は記憶を持っているって言葉あったけどなんだっけ
この人たちは何を知ってるの?どこまで知ってるの?

アニメーションって感じじゃなくて、一つひとつの描写が細かいから、1枚ずつ絵を見ているみたいだった
最近見たアニメーションは風景に手をかけてる感じが強かったから、この映画は風景も綺麗だけどそれ以上に生き物の目が綺麗で印象的だった

やたら音楽が良いなと思ったら、久石譲さん
申し訳ないけど、ずっと生きていて欲しい

なんとなくジブリを感じたのと、みよりのもりを思い出した

空くん、カヲルそっくり
ナ