一条律

海獣の子供の一条律のレビュー・感想・評価

海獣の子供(2018年製作の映画)
1.0
あまりにも設定や脚本が杜撰すぎて開始1時間で視聴を断念した。
申し訳ないが、よくわからないと言いつつ高評価をつけているレビューは、一体何に迎合して高評価をつけたのか不思議でたまらない。

まず、フィリピン沖でジュゴンに育てられたという子ども二人が、何故日本語ペラペラなのか謎だし、もう一人に至っては日本の新聞を読んでいる。
この時点で世界観ぶち壊しなんだが、何よりも台詞や展開がそんなに我儘好き放題やっていいのかと言いたいくらい、作り手が言いたいことを言いたい時に言わせている。
こんなものは映画とは言えない。
キャラクターが全く生きていない。

よくわからないストーリーを難解という表現で格上げし、高尚なものとして扱う風潮があるが、これは学生でも作れる素人レベルの脚本だ。
決して難解でも何でもないただの駄作。
だからレビューも感想を言葉に出来ていない人が多いのでは。

ストーリーに重きを置いて映画を観る人には決して薦められない作品である。
一条律

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