ピーナッツハウス

15年後のラブソングのピーナッツハウスのレビュー・感想・評価

15年後のラブソング(2018年製作の映画)
3.7
イギリス映画かと思ったら米国なのね。演出がアメリカっぽくない。
中高年の恋心はくすぐられる。あくまでも、くすぐられる程度。
やたらと腹違いの子供がいる落ちぶれた伝説的ミュージシャン・タッカーと、冒険できずにくすぶりがちな三十路学芸員アニーのメル友恋愛劇。
劇的な盛り上がりはない。かといって退屈かというとそんなことはない。
ただ、レズビアン妹にしろ、タッカーが連れ回す子供にしろ、もうひとつ脇役が生きてない。ローズ・バーンのしっとりとした美しい眼差しも、もったいない。もっと面白く、胸キュンな演出ができただろうにと思う。良作だけど、なんか中途半端。

それにしても、イーサン・ホークはいくつになっても色気があるねぇ・・・腹出ても。

邦題とポスターだけは勘弁してくれ。いやがらせですか?(笑)