３回声出して笑った。
ⅰ. 釈明を望む夫が必死に追い掛けてくるのに、取り合おうとしない妻アグネス。
夫のしつこさも凄いが、アグネスどんだけ話聞こうとしねーんだ！と。
ⅱ. 爺２人が木の周りでチェンソー奪い合っていたら、「あっ！」。
息子に伐木が直撃、からの死亡。
ⅲ. またもや爺２人が工作室でアクション映画さながらの工具バトル、からの死亡。
他にも、帰ってきたのねイッヌ、からの剥製。元カノの自撮りポルノ鑑賞、からのあわよくば１回。
等、シニカルなのか天然なのか分からない描写に「アホや...」と呆れ笑いが止まらない。
ただこれ怖いのが、起こる事象や人物描写は大袈裟に思えるけれど、１つ毎のシチュエーションを切り取ると実社会に起こるものと大差無いところ。
そして登場人物の奇行の本質は執着心と思われ、人間だれしも持っている感情であるところ。
歳を増やすと執着の対象数は減るが、その分、個に対する比重が増すのは自らも感じるところで、その辺のコントロールが上手く出来る人間でおりたいな、と思う。
老齢の夫婦をメインに据えたのには明確な意図を感じた。
