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この世界の(さらにいくつもの)片隅にのNのレビュー・感想・評価

3.1
時限爆弾からのイメージがやっぱり強い

腕がなくなったり、自分より小さい子が亡くなったり、自分を責めたり、鳥を追ったり...

最後のシーンはジンとくる
亡くなった子の服を出すのもそうだし、みんなが一斉に慌ただしくなった
忙しいって事に幸せが溢れてた

あと夫の嫉妬シーンとか可愛かった
すずが顔白くした所も笑



2016年版では、主に主人公すずの半生を追いながら、戦時下でも続いていく炊事、洗濯、裁縫などの小さな生活の実感や体験、人々が関わり合っていく姿に焦点が当てられていた。

一方2019年版では、2016年版では深く触れられなかった女性としてのすずの複雑な感情や葛藤を描写するシーンが追加。

また、「人が自分の居場所を見つけること」というテーマを、リンとすず、リンとすずの夫・周作との関係性を中心にそれぞれ立場の異なる登場人物たちの人生や思いを掘り下げ、多面的に捉えることができるような作品に仕上がっている。
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