この世界の(さらにいくつもの)片隅にの作品情報・感想・評価

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」に投稿された感想・評価

mmichi

mmichiの感想・評価

3.9
戦火に生きる一般人を描いた映画

ふんわりとした絵のタッチだが、時折挟まれる戦禍の痕が生々しい。
これは紛れもなく戦争を描いた作品だが、悲惨な場面ばかりを映す陰気な映画でもない。

笑いあり、涙あり、ロマンスあり、
放射能あり、被爆者あり。
来年のベストテンはどうなるか楽しみだったのに、これじゃあ出来レースじゃないか!
かわいらしい優しいタッチの絵が余計に戦争の悲しさを浮き彫りにしてた気がしました。

戦争に対しても間接的な描写も多いけど、その方が考えさせられるものがあった。

片腕無くした母のシーンから最後までは何回見ても泣いてしまう。。
とても素敵なアニメーションです。
日本でなければ作れないし、戦争を普通の国民、女性の視点で描いたことで、とても奥行のある繊細な作品になったのだと思います。若い世代に見て欲しい映画です。ノンちゃんの声もステキでした。
Uzimaru

Uzimaruの感想・評価

4.0
わかってはいたんですが、涙してしまいます。全くもって自分の認識が甘いんだなとつくづく思う次第です。
人類史始まって以来止むことのない戦い。それらがもたらす進化の一面と常に表裏一体であった人の艱難辛苦。忘れてはいけない。繰り返してはいけない。
のんちゃんの声が優しくて好き。
厳しい戦争の様子を、前向きに描いてて、すごいと思った。
温もりの中に透明感を抱ける作品。
のんさんの声と絵タッチの繋がりが秀逸。
こんどの初公開、劇場規模はどれくらいかな?
いろんなとこでいっせいに観られるようにしてくださったら、良いねえo(^-^)o