出来る限り多くの人に見て欲しい作品。
約3時間の長編ですが、前作よりもすずさんの心理描写などが多く、より人間的で現実味のあるすずさんの生活に魅入ってしまい時間なんて全く感じなかったです。
オープニングで泣き、中盤からは我慢できず最後までほぼずっと泣いていました。
戦争が日常だった時代、あくまでもすずさんという1人の人間の日常を通して戦争も描かれています。
私は広島で生まれ育ち、語り部の方から戦争にまつわる話を直接聞くことができる多くの機会を頂きました。しかし現在はそのような機会は確実に減ってきています。
そんな世代の方達に見て欲しいと願ってやみません。