ましろ

mid90s ミッドナインティーズのましろのレビュー・感想・評価

4.2
10代の頃、ストリートカルチャーに憧れを抱いていた私にとって、兄の想いがとても共感できた。そんな憧れ止まりの兄とは違い、足を踏み入れ、ストリートに自分の居場所を作る弟への行き場のないジレンマに胸が締め付けられた。

不良に憧れるのも、酒、煙草、ドラッグに手を出すのも、反抗期の青春が描かれてた。
クールに毎日を楽しんでる年上達も実は抱えているモノに苦しめながら生きてる。そんな彼らを、ストリートと1枚の板切れが繋げていた。

フォースグレードが取り続けていたフィルムに映った彼らはとてもキラキラしていて、ああ青春だなあって

煙草を吸うジーザスと一服したい。
あー!いい映画!90年代ってファッションも音楽もカルチャーがサイコーにかっこいい!
ましろ

ましろ