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mid90s ミッドナインティーズのESRのレビュー・感想・評価

4.2
90年代半ばは自分が物心つく前後で、彼らは一世代上ではあるが、ビデオゲームや後に自分が熱狂することになる音楽がそこにはあって、日本と環境は違っても地続きであることを強く感じる。
いつの時代のどこに生まれるかというのは大きな差があるようでいて、そこまで違いはないのかもしれない。(彼らの環境と自分の育った環境を比べて優劣をつける意味ではなく)

10代の背伸びがちで向こう見ずな危うさと、その美しさをキャプチャーし、単なるノスタルジーでなくそのトキシックな部分にも目を向ける本作は、自分に凄く刺さる映画だった。
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