ユウジ

太陽は動かないのユウジのレビュー・感想・評価

太陽は動かない(2020年製作の映画)
3.2
邦画あるあるなシーンが多いものの、お金がかかってるのが分かる贅沢さだった。
迫力と緊張感を楽しむ映画。
冒頭10分と後半30分にすべてが詰まってた。

冒頭から急にパニックから始まるし、キャラの関係値や背景がどうにも掴みにくいと思ったら、ドラマがあるようで。
ただ、コロナの影響で公開延期した時期にドラマを差し込んだらしいので、見る順番で言えば間違いは無いはずなのに、ここまで分かりづらいのは、やはり表現の方法なのか理解力が足りてないのか…。
エンドロールの映像はドラマ版のなのかな?
いずれにしても、ドラマの続編感がいなめなかったので先に見なきゃよかったと後悔。

役柄で見ると藤原竜也はハマり役だと思ったし、短い時間の出演ながら市原隼人の存在感がすごい。

回想シーンが頻繁に差し込まれてたが、最初誰の何なのか分かりづらく、「もしかしてこれは回想シーンと思わせて同時進行のやつなのか?」とつい勘繰りすぎてしまう程だった。

諜報員としての仕事ぶりに粗が目立ってた印象。
異国の方のカタコト日本語が、緊張感を欠いてた。なんかすげーチープというか。

アクションが凄いと前情報で聞いてたが思いの外少ない気もした。前情報なかったら全然気になってなかったと思うので、そこはこっちの落ち度。

風間さんは自分勝手な行動に見えるけど、鷹野がそれでいいならいいのかも知れない。

「明日のことなんて考えなくていい。
一日一日を生きてるだけだ。」
随所に出てくるこのセリフが、この映画の伝えたい事なのかなぁ。

予告内容が映画半分してからの情報だったなぁ…。
ってか見たのにあんま覚えてない。
ユウジ

ユウジ