コキジ

7月22日のコキジのレビュー・感想・評価

7月22日(2018年製作の映画)
3.5
ノルウェー連続テロ事件の映画化。
『ウトヤ島、7月22日』と比べてかなり骨太、ドキュメント要素強め。だからドキュメンタリー苦手な人には退屈かも。事件自体は前半に少し、後は銃撃されて重症を負いながらもなんとか生き永らえるも苦しみから立ち直れない青年や、指名された弁護士さんの苦難を描いていて、勿論それは本当に胸が痛むのですが。
ただ気になったのは、この映画の中では犯人は極右思想に偏った孤独な偏屈野郎として描かれ、爆破からそのまま車を乗り換えてウトヤ島に行っているのに対し、wiki等では爆弾の材料は極右仲間から仕入れて、ウトヤ島にもタクシーで行っているとか、どっちが正しいんだろう?多分、完全な単独犯っていうのは映画の中だけの話かなと、爆弾と思想に関しては。実際に極右組織との繋がりは疑われてるようだし。
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