初見。
BS12での一挙放送に乗じて初めて観たシャークネードシリーズ。本作が完結編(現状では)B級も人気が出るとここまで続くんですね。
前作が『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』と同じ終わり方だったので、予想通りタイムトラベル×シャークネードの展開。しかも妻エイプリルが大活躍!!
戦いの末にサイボーグの妻が首だけになり、途方に暮れていたところに、未来から来た息子のギル。二人でジープ型タイムマシンに乗り何故か恐竜時代に。
そこに妻のエイプリル(人間)、ノヴァ、ブライアンと合流。過去に亡くなった人々が再登場します。
シリーズを観ている人は知っていますが、ブライアンってそんなに目立っていたかな?
このシークエンスは『ジュラシック・ワールド』とそっくり、恐竜たちも各多くいて予算も増えたのかVFXに力が入って迫力はあります。
シャークネードを消滅させるも、次の時代は中世。ここでもシャークネードが発生しサメ退治。チェーンソーがうなります。
お次はアメリカ独立戦争の時代。初代大統領ワシントンが登場。ここではシャークネードは大砲で退治。
ノヴァの、祖父に渡そうとする未来の手紙のくだりとブライアンがこの地に残るのは、ここでも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオマージュ。
お次は同じアメリカでも西部開拓時代。2作目でタンク爆発で死亡と思われたスカイがこの時代で合流。首だけで機能する変なエイプリルの目ビームで退治し 機関車で別次元へ。
次は、1950年代のカリフォルニアのビーチ。結婚前の両親と会い、時代設定可能なコンデンサーと話しに膨らみが増します。ビーム放射器でシャークネードを消滅。
次は1997年のサンフランシスコ。ノヴァが自分の祖父を救うために設定した時代。ノヴァの意見は悪くないな、フィンは自己中心的と思う。ここでノヴァと人エイプリルが餌食に。サメの泳ぎで142kのスピードは無理なはずですがスルーします。
次の時代は誤作動で20013年。金属製のメカシャーク登場!!ロボットエイプリルが支配しクローンエイプリルが沢山。
フィンを連れ戻す為のシャークネード内でのバトルがとてつもなくB級感満載で最高ですね。リセットにキスとは、今までも出来たタイミングが幾らでもあったのに…
ライトニング・フォース、カーボナイトと、ここでは『スター・ウォーズ』のパクリでした。
本作はとにかく移動移動で全体的に忙しい。最後なのでやれるだけやった、というような裏方の満足感さえ感じます。
最後は、意外としんみりで終わりますが、個人的にはラストカットでシャークネードの片りんでも見せてくれると、
「えっ?次もあるの?」なんて思えたりもした。
視聴環境:吹替え、ノーカット
パンフ:未保有