七星

ROMA/ローマの七星のレビュー・感想・評価

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)
4.0
モノクロなのに、色があるように見える。
冒頭は間延びしてしまうけど、後半につれて感情を鷲掴みされる。
中盤の産婦人科医院での地震のシーン、乱争の中での破水から死産までのシーン、ラストの海のシーン。
生きることの過酷さ、生きることの素晴らしさ。
命の儚さ。命の尊さを痛感。
男尊女卑が色濃く描かれていて、少し日本人の私からしてみたら現実離れしたような、昔の世の中を見ているような感覚になった。
貧富の差や発展途上などの社会問題も浮き彫りになっているなかで、雇い主と雇われ側の信頼関係が厚く、家族のような関係せいにほっこりした。
七星

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