2025/7/26 174本目
・荒れたメキシコ社会に生きる召使いのクレオ、その雇い主の一家を描く。なんかあんまハマらず。
・怒涛の長回し。左右にゆっくり動くカメラワークがなんかむずむずしてくる…
言葉を言葉として信じないように、映像を映像として信じない。それらは、いったん解体されたうえで、再統合されている。
アルフォンソ・キュアロンの作品を根底から支えているのは、こうした距離のように思えて…
記録
圧巻の映像美でいて
モノクロながらも一寸も見飽きさせない
言葉が悪いけども男がどうしようもない
女を抑えつけるだけの低脳で無責任
わかりやすくも子供は美しく
女は強く逞しくしなやか
好物のテ…
映画界に対するネトフリ等配信勢力の侵攻が無視できなくなってきた頃にネトフリが作った、純文学味の強い映画であり、こんな映画も作れるんだぜ!的アピールを随所に感じてしまう気もする。
海辺での一幕や街で…
今期151作目
メキシコのローマに行くということで急いで鑑賞。
出自の違う家政婦の生活の覗き見である。
彼女の静かで感情を出さない様子がかえって周りの当時メキシコの様子をまざまざと映し出す。こち…
音楽もない、色もない、なのに引き込まれる。
どこが良かったかと言われると難しいけどいい映画。
退屈そうで退屈しない。
盛り上がるシーン?感情的になるシーン?一般的な映画って、音楽に頼る部分って…
圧倒的映像美
この映画はモノクロじゃなかったら映像美が半減していたよね。メキシコの軍事制圧やクソな男どもに巻き込まれても強く生きていくクレオと奥様の姿に感動しました。特にクレオがラストシーンで荒波の…
オープニングから釘付け。音楽皆無、リアリズム的な無機質な描き方ながらも一寸も集中が途切れなかった。黒澤的な対位法や伏線の貼り方など少し技巧的すぎるが、平坦な物語にドラマ性を付与する上では効果的か。
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