クレオの感情は、ほとんど言語化されない。
海辺での告白を除けば、彼女の声は終始、見えないものとして扱われている。
そこに”差別”があるわけではなく、むしろ温かさの中でこそ、社会の不均衡が静かに浮か…
モノクロ映像であるが故の美しさというか、カラーじゃないからこそ光と影のコントラストが際立つし、映像そのものにより目を向けさせられるのが良かった。
長回しのワンカットも、横にスライドするカメラワークも…
冒頭から映像が雄弁な映画のクライマックス、なんて美しいグループハグ。
荒波に飲まれかける場面では横スライド×長回しの撮影技法に緊張感を増幅させられた。
メキシコの家庭で働く先住民の家政婦、について…
1970年代メキシコの生活や社会情勢を、半ドキュメンタリー的に覗いているような感覚の映画. 物語としての濃さやドラマチックさはそれほど強くないが、「当時の暮らしを知る作品」として勉強になった。映画そ…
>>続きを読む1970年代メキシコの中流家庭で働く家政婦を描いた作品。
観終わった後になかなかええ作品だったわぁ…となるがこの作品の魅力を言語化するのはなかなか難しい。
静かに淡々と進んでいくのに何故か観ていられ…
言葉を言葉として信じないように、映像を映像として信じない。それらは、いったん解体されたうえで、再統合されている。
アルフォンソ・キュアロンの作品を根底から支えているのは、こうした距離のように思えて…
【今日観た映画「ROMA」】
ネットフリックスで鑑賞。ていうかNetfrix以外で視聴できるのだろうか。
配信のために制作された作品にアカデミー賞を与えるわけにはいかないというアカデミー会員の思惑…
生きている中で、社会の理不尽な情勢があり、怒りがあり、不安があり、その中で生きている。それを誰かにぶつけてしまったり、心を塞いでしまったりしてしまう。そんな時にささやかだけれども近くにある無償の愛に…
>>続きを読む2026年の記念すべき一回目の鑑賞。まず映像が好きだったし(モノクロとか構図、あと長回しとか)、特になにも起こらないゆったりしたテンポも好きだった。だからあのデモ隊のシーンとか死産のシーンとかが強く…
>>続きを読む光のコントラストと反射が綺麗だった。
白黒なのに色が見えるほど明るい画なのに、異様に静かだった。
生活音だけで、感情を表現するBGMはほとんどなし。
悲劇は日常の中で静かにやってきてた。
2025年…