わいわい

悪魔の棲む家のわいわいのレビュー・感想・評価

悪魔の棲む家(1979年製作の映画)
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長男による家族惨殺事件。その1年後に引っ越してきたラッツ一家に次々と起こる怪奇現象!28日間の記録。何とこれは実話のようで実際に家は存在する!(今も普通に誰かが住んでるらしい)
怪奇現象映画という事で、直接的な暴力的な場面などは冒頭の惨殺シーンぐらいしかないが、一番最悪な事態を見せられる事でもしかしたらこうなってしまうかも?っていう緊張感と精神のギリギリのきわきわまで追い詰められていく様は恐ろしい!「この家…何か気持ち悪い」のオンパレード、助けたいのに助ける事ができない神父の失明シーンのおぞましさ、蝿の気味悪さ、窓の目!(音楽はサイコのオマージュ?)クライマックスの血の階段!と見所たくさん。恐ろしさのエッセンスぎゅんぎゅん。間や音楽の使い方がうまくてゾッとする。その中で精神的に追い詰められていくジョージのやつれていく様は怖い・・。キャシー役のマーゴ・キダーも最高!あの明るさは唯一無二で本当に素晴らしい役者やなあと実感。水ぶくれの顔面、しわしわになる顔面、急に挟まれるワンシーンワンシーンが恐ろしい。