のうか

記憶にございません!ののうかのレビュー・感想・評価

記憶にございません!(2019年製作の映画)
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実に三谷幸喜さんらしい安定感と安心感のあるコメディ。政治のような現在進行形の難しいテーマを現実に寄せすぎず、かつ現実の諸問題を茶化して自らのフィールドに引き込む絶妙なバランス感覚はお見事でした。生まれ変わって聖人君子になっていく主人公を推したくなるのは脚本および役者さんの演技力あってのことでしょう。政治を茶化すなという意見もあろうとは思いますが、本作はファンタジーです。さまざまなご意見からは切り離して、楽しんでいただきたい作品でした。
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