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ラストレターのtookーoのレビュー・感想・評価

ラストレター(2020年製作の映画)
5.0
乙坂が美咲の実家に行った時、時計の音のインサートの仕方や、オープニングタイトルの入れ方…消え方
手紙等の今と違って少々まどろっこしい不便の有るアイテム等々の使い方のセンスが心の深くまで染み込んで来る
人を思う気持ちを切なく柔らかく包み…流れて行く時間と思い…ステキな作品です。
ただ一点、裕里の夫廣野の入ったシーンに成ると…どうも間合い台詞の言い回しが…なにを意図した演出なのだろう…私には、分かりません 誰か教えて下さい🙏
「四月物語」「Love Letter」同様、そんなストーリー内にガラスの破片が内包されているので、そう心地良いだけでは、無い。
何よりも、濡れたアスファルトの感触、縁側の床板、や柱の木の感触雨の香りまで伝わってくる創り…ただそれだけで感動 自分の里が舞台と知らず観たので不覚にも二割増しのだったかな?

観賞後 静かな店で静かに何か飲みたくなる作品素
敵な時間の流れを頂きました💕
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