古典小説オルコットによる「若草物語」のグレタ版解釈作品。
最高の結末。
元々「若草物語」はオルコットの自伝小説で、彼女自身結婚しない主義であったので、主人公は結婚させない予定であった。
しかし!担当編集に女性の結末は結婚しないと売れないと言われ、オルコットが呑んで結婚させるということにしたそう。
その思いを汲み取っての衝撃の結末!
四人姉妹の次女・ジョーが主人公。
自分自身の自伝を描くストーリーで過去の思い出を振り返りながら、現在が進んでいく。
ローリー家でベスがピアノを弾いて、ローリーの祖父がそっと亡き娘を思い返しながら聞くところが泣ける!
四人それぞれの生き方があって、結婚観、仕事観みんな違った生き方をしていくのがとってもいい。
どれが間違いなんてことなくて、女性は結婚すべきとかステレオタイプなんてクソ喰らえだ。
とになく斬新な視点でリメイクしているので絶対に見るべき作品だと思います。
グレタに恋をした。