ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語の作品情報・感想・評価

上映館(15館)

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語2019年製作の映画)

Little Women

上映日:2020年06月12日

製作国:

上映時間:135分

ジャンル:

あらすじ

「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」に投稿された感想・評価

ミミ

ミミの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

テンポがよくて見やすいのに穏やかで癒された。

ジョーがどんな時も言いたいこと言って自分を貫いてるのが見てて気持ちよかったし、笑えるとこもあって元気出た。

喜怒哀楽全開のシアーシャローナンがめっちゃ可愛い。喧嘩してるところとか泣いてるところも超可愛い。

「知性も才能もあるのに寂しい」みたいなとこ共感しすぎて泣きそうになった。
好きなもの食べて好きな服着て好きなことばっかしてるのに何となく寂しい。
ひとりの時間も大事だけど人と会うのも大事だな~と超感じた。
am

amの感想・評価

4.2
「少女時代が終わっちゃう」
「ハッピーエンドよ」

「今は愛するより、愛されたいの」
「それは愛じゃないわ」


他にも胸に遺る台詞ばかり。脚本が素晴らし過ぎる。衣装も音楽も…

冒頭でジョーが駆けているシーンから映画が終わるまで、なんだかずっと(嬉しさとか哀しみとか共感とかで)泣きそうで喉に何かがつっかえているようで、時々涙を流して、感情が忙しかった

ティミ〜はほんとうに美しいなあ


登場人物全員いとおしかった

トレイラーからずっと楽しみにしていてやっっっっと観られた…!
とっても素敵な映画でした。


にしてもこの邦題はどうにかならないのでしょうか?
おきく

おきくの感想・評価

4.0
「女は金持ちの男と結婚しないと幸せになれない」という考え方が主流の時代。
そんな時代でも、自分で自分の幸せを追求する女性たちに共感した。

心に刺さるセリフが多すぎた。

あと個人的に、美しい映像や劇中の時代を感じる服装に魅了された。
名優たちのカルテットを観ているだけで心が満たされる名作。人生の輝きと残酷さ。冒頭、ジョーは書いた物語を容赦なく「省略」させられる。彼女はそれを甘んじて受け入れる。なんなら喜びもする。しかし最後には…。行動と意志によって道を切り開く姿は、とても美しい。時系列を行きつ向かいつするも色調や髪型で仄かに混乱させ仄かに理解させる編集の技。現場でのスクリプターの苦労に胸がいっぱいになる。
Ryusuke

Ryusukeの感想・評価

3.4
ティモシーシャラメが美しい
それも含めて出ている人の個性が良く出ていて良かった

このレビューはネタバレを含みます

女でも稼げる、1人でも生きていける世の中になってきました。
しかしそれでも、男よりはハードルが高い。
普通に生きていれば男よりも年収が低く、社長や管理職になる割合も取り立て低い。

この年代の頃は特に戦争中で、女は金持ちと結婚して子供を産むのが幸せとされていたし、選択肢も少ない。

牧師の家庭、女4姉妹、それぞれの夢と現実、家族愛、兄弟愛と恋愛。世間体。

ジョーの
結婚だけが女の幸せとは思わない。
でも何故だかとても、寂しいの。

あのシーンはグッときたな。

好きなことを仕事にして、1人で生きて行こうと思っても。
今がとても幸せだ。楽しい!と思っても。

どこか虚しく、寂しい。

両方手に入れることは難しいのかな。
夢か、愛か、選ばないとならないのですかね。

考えさせられる、よりは、あーわかる。あるよね、悩むよねって感情が多くあったので何かに頑張ってる人や理想と現実のギャップに響くものがあるのかも。

音楽はあんまり覚えてないけど、ファッションやメイクは目を引くし可愛らしい。

青春時代に観たい映画でした。
yuki

yukiの感想・評価

4.4
「いいね、ロマンチックだ」

若草物語の実写映画。
小さい頃にアニメで見た記憶はあるけど、内容は全然憶えていなかったので、新鮮な気持ちで見られました。

現代(って表現でいいかわかりませんが)パートと回想パートに分かれているのですが、回想のほうが明るく鮮やかな色彩になっているので 、今どっちなのかがわかりやすく見やすかったです。

逆に現代は全体的に曇りがかったような、ちょっと暗めな演出なので、よくないことが起こるんだろうというのが想像ついたのがちょっと辛かったです。

ただ、ラストに向けての展開は凄く前向きで、家族の愛情って素敵だなと思えるものでした。
最後のシーンは現代だけど回想パートのような明るく鮮やかな演出で、辛いこともあったけど、見てよかったと思える映画でした。
重力

重力の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます



自分が日々悶々としている風潮も、それに対するアンサーもすべてこの映画にあった。

「女にとって結婚は、経済問題なの」
まっすぐ胸に刺さる。男は、評価する側掬い上げる側にまわり、女の人生を握っている。ローリーがいくら「男ばっかり、つまんないね」と同情しても、女たちの現実が変わることはない。それすら悟っているローリーの顔つきも(クゥ…)となった。

最近、「女性は結婚することが幸せではない」と言いやすい世の中になってきた。街頭インタビューでもそう答える人も多い。と、同時に「私は結婚することが一番の幸せ」と胸を張って言える世の中ではなくなってきた。その要因はフェミニズムを履き違えた人が増えていることや、生活が貧しくなってきたこと、教育の至らなさ、多くの理由がある。

けれど、「私は結婚することが幸せだ」と言っていいし、思ってていい。言いにくくても、間違ってない。たとえそこに、男性優位の固定観念が滲んでいたとして、それをあなたが認め、あなたなりに愛おしく思えるのなら、結婚は一番の幸せであっていい。この映画には、そんな複雑で壮大で普遍的な葛藤を、しっかり捉えて向き合う作者とグレタ・カーヴィグがついてる。最強だ。
この映画に出逢えて、うれしい。

うろ覚えなんだけど、
ジョーが「小説にしては要素が小さい」と自分の書いた小説に暴力を浴びせはじめたとき、エイミーが「書いてはじめて、重要だってことがわかる」という旨の言葉をかけていた。

このシーンを目の当たりにしたとき、涙がぶわってせりあがってきた。どんな人生も名もなき人生だけど、それを何らかの形に起こしたときに、社会的問題を必ずしも孕んでいて、そこには考えていくべき問題や、共感して思わず涙がでるような瞬間だってある。

例えば、
ローリーの祖父が、「あの家にベスがいないことが、おかしい。」と溢していたシーンが鮮烈に焼き付いてる。
こういうときって、色んなことがわからないんだよな…

この映画にはきっと''わかっているけど、受け止めようのないこと''が辺りに広がっている。そこに登場する人々は、すれ違った関係を、失ったものと、どうやって生きていくかをみせる。
ときには、人を利用して穴を埋めることもあるかもしれない。しかし、それは必ずしも間違いではない。
物事の選択肢にマルバツをつけるのではなく、選択肢の種類をみせるやり方が好きだ、カーヴィグ!

ラストも、「おぉ、結婚するんだ」と思いきや、そうと言い切れない。
結婚するという行為は小説に委ねて、ジョー本人は自分が一緒にいたい人といるだけなのだ。
もっと細かくいうならば、
編集者に小説を持ち込んだときに、物語を友人という他者に委ねていたジョー。ラストでは物語を、小説のなかにいる自分という他者に委ねていた。この重なりがグッときた。


人生は物語である。

しかし、誰かに物語を押し付けられるなら、それは物語として描ききってしまえばいい。私たちは、物語の登場人物ではなく、筆を執る作家になる必要があるのだ。

この世界をどう乗りこなすかを考える作品。
nhk0810

nhk0810の感想・評価

-
子供の頃にアニメも見てたし児童書も読んだ。
ウィノナ・ライダーのときの実写版も見た。
にしても今回は衝撃的だった。
それは私の実年齢が追いついたからなのか、グレタ・カーウィグの演出がハマったからなのか。
ちょっと泣いちゃったもんね。
とにかくこの映画の凄さはラストにある!
Y

Yの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

昔、小学校が休みのお昼だけ観れたアニメを思い返しながら。


“女性は心だけじゃなく知性も魂もある、優しさだけじゃなく野望も才能もある。結婚だけが女の幸せなんて絶対おかしい。でも、どうしようもなく孤独なんだ。”

“少女時代が終わっちゃう。”

“今は愛されたいの。” ”でもそれは愛じゃない。”


150年前の物語が今の私になんでこんなに突き刺さるんだろう。

結婚して女性は内に入るのが家父長制の最適解みたいな刷り込みがあるから、飲み込まれるのが怖くて悔しくて、自由でいたい。でも、愛されたいし孤独は悲しい。
その両方を描いたものに初めて触れた気がする。


書き換えられたハッピーエンド、子供の頃の私は覚えてなかった。
この映画を天国から作者が見てたら良いなぁ。
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