衣装、音楽、キャスティング、グレタ・ガーウィグ監督のこと、アカデミー賞のこと。いつもなら語りたくなることが二の次になってしまう。
感じたことを文章に起こせそうにないので、みたあとすぐにツイートした内容を記録しておこう。いつかリピートして、ジョーの人生と自分の人生のことをゆっくり落ち着いて考えられたら、その時はまた、感じたことをきちんと言葉にできるだろうか…。
映画をみて、本を読んで、音楽を聴いて、みたもの、読んだもの、聴いたものから影響を受けることはよくあるけれど、こんなにいま、この瞬間の自分自身に刺さるものに出会ったのは初めてで、喉のあたりにずっと力が入って、変な感じがしていた。感想を言葉にしたいけど、できない。
言葉にできるのは、わたしの知っている「あの」若草物語の『リメイク版』をみているという感覚はまったくと言っていいほどなかったということ。良くも悪くも、今年この映画に出会ったのは運命なのかもしれない。ジョーが自分と重なりすぎてしまったから。
