若草物語は今まで人生で出会ったなかでもすごく好きで大切にしてる本で、だから映画も楽しみにしてた。
変わりたくなくても変わっていく自分や周りに、どうすればいいのか迷ってる間にも時間という抗えない大きな波に押し流される様子が良く表現されてる。
キャストもドレスも建物も素敵だけど、それ以上に、言葉の綺麗さ、質感の良さが光ってた。字幕の訳も良かった。
テーマも重すぎないから見やすいし、見終わった時には心がじんわり暖かい気持ちになる。
回想と現在を行き来する瞬間の(あれ、今いつの話?)っていう多少の混乱やイメージとキャストが違う!なんてことも些細な問題に思えるいい映画だった。