胸糞ストーリーなのは『悪人』『怒り』の吉田修一さん原作だからそれは仕方ないとして、なんかそれでも色々救いようのない話だった。
なのにエンディング曲がなぜか清々しかった。
クソ国のクソ田舎のクソ村社会のクソ人間共のクソな話。
いつかこの村が滅茶苦茶になってくれ〜って願うんだけど、その過程でもクソ村社会のリアリティがボディーに効いて、作品のクオリティは高いんだけどしんどい。
そこから逃げたのにクソ男が追っかけてきて、どう考えてもDV男予備軍なのに最後なんだかハートフルになってるのも意味がわからない(納得行かない)
せめて見せ場(?)のシーンは清々しい程に残虐にしてほしかった…
なんも(心は)解決してないし、主人公(?)はもんやりしたまま終わった。