mar6

楽園のmar6のレビュー・感想・評価

楽園(2019年製作の映画)
4.5
感想が一言なんかじゃ言えない。というか多分今後も言えない。登場人物たちすべての人達が、
いわゆる人間だった。これが人間なんだなって。
なにが真実で、なにが嘘か。それは人が人を信じられなくなっていく上で作られた嘘の真実かもしれない。
信じるって何だろう。楽園ってなんだろう。
この作品の中での楽園は、幻想の光。現実にはなかったもの。登場人物それぞれが、楽園を探し求めてて。紡さえ、最後楽園を見つけられたかどうかは分からない。いや、紡の存在がこの映画の中じゃ楽園だったのかな?楽園の意味って、それぞれの一縷の光のことかな。答えが出ない問いと闘いながら、考えをぐるぐる巡らせてる。私はこういう作品が好きなのかも。

ちょっと内容が難しかったけど、今この年齢だからこそ感じ取れる事をここに残しておく。こんな余韻が続いてる映画初めて
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