邦画はあまり見ないけど、通りがかった早稲田松竹でたまたま上映していたので
田舎の嫌なところを見せつけられる作品
外国人への差別と村八分
そうされて悪者扱いされてた人間が本物の悪人になってしまうサスペンス
監督はMOON CHILDの瀬々敬久
原作が悪人、怒り、横道世之介の吉田修一
キャストは綾野剛、杉咲花、役所広司といった豪華な顔ぶれ
田舎だから色濃く現れる排他性によって人生が狂っていく過程が描かれているため見ていてとても嫌な気持ちになる
実際に起きた事件を題材にしてるのもあって、結局のところ片方の事件は真相が分からぬままというのもまた後味が悪い
ただメッセージ性が強い作品というのと
何よりも御三方の演技が凄い
土を食うシーンなんてなかなか見れない
個人的にはあまり好きなジャンルではないのと、登場人物にあまり感情移入出来なかったけれど
考えさせられる作品だったということ、曲が良かったことでこの評価
というかすんなり曲が入ってくると思ったら野田洋次郎作曲だったんだ
楽曲提供でも野田洋次郎の色出まくるから分かりやすい