ぱぷりー

未知との遭遇 ファイナル・カット版のぱぷりーのレビュー・感想・評価

4.1
午前10時の映画祭にて鑑賞
いやー映画館で観れてよかった
宇宙からの飛行物体の音から伝わる迫力といったら! あれはおうち映画では感じられないね!

心理ホラー? 未知のモノに遭遇するにあたり人間がいかに操られてるか端々に見てとれてとても怖かった
ロイもそうだしバリーのお母さんとかの表情に狂気を感じるというか 人がマインドコントロールされてく過程を見れたと思ってる マッシュポテトを一心不乱に盛って我に返って泣いてるロイだったのに、結局山に取り憑かれてて山作ることしか頭にない感じとか鳥肌もんだった めっちゃ閃いた顔して庭に生えてた木や隣人の庭にあった柵やら集めだして完成したのは宇宙人たちが地球に発信してる"山"の模型 それと対比するようにロイの奥さんの発狂姿や長男の号泣姿が切り取られててより一層ロイの狂気が感じられた

最後にロイが数ある人の中から宇宙人に選ばれて、宇宙人に歓迎されながら宇宙船に入っていくときの清々しい表情 あのシーンは怖すぎる 無意識のうちにマインドコントロールされて山までたどり着いたロイ そんな彼が宇宙船に乗って自我を保ちながら生きることは不可能だろう 宇宙人達のマインドコントロールに対抗できるわけないことはこれまでの彼を見てわかるし もう宇宙人に厳選された都合のいい人間サンプルにしか見えなかった