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「ぼけますから、よろしくお願いします。」（2018）
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地元で楽しみにしていた上映会。
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80代、90代の、
認知症の母、耳が遠い父、
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とおく離れて住むひとり娘。
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娘が撮り続けた父と母のものがたり。
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想像以上に良すぎた。
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これ全日本の全世代の人が観たほうがいい。
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親との絆。
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夫婦の絆。
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進行した認知症の症状に苦しみ、死にたいと泣き叫ぶ母。
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それでも慎ましやかに暮らしを守り、妻を諭し、
95年の人生ではじめて台所に立つ父。
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とにかくね、お父さんがいいんだよなぁ。
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あんなひとになりたいなぁ。
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けして悲観的にならず、
鼻歌を歌いながらなれない家事をこなす。
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認知症以前のお母さんも、お茶目でかわいい。
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また、広島弁がいいのよね。
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娘さんのしゃべり方もね。
優しくてしみじみ沁みるのよね。
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夫とふたり、かなり泣きながら鑑賞。
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あーでも、
2人の老後をもっとラクに過ごせるように、もっと早くいろいろな工夫できなかったのかなー。
とずっと思ってたけど、
そーいや、
うちの義理父も頑固で全然アドバイスとか聞いてくんないもんなぁ。
ずーっと守ってきた生活をかえるのって、相当むずかしいんだよね、て実感。。。
また観たい。
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#あやこキネマ
