たんこぶ

グリーンブックのたんこぶのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
3.8
ピアノは神域でステージに立てば誰もが認めるけど、ステージから降りてしまうとすごい罵倒の言葉を吐かれ、孤独なピアニストと、粗暴で交友関係も広い運転手の出会いはとても素敵で、正反対の2人の友情は本当に憧れる😆✊

他の人種差別を訴える映画は、いつも黒人の方が割と口が悪い感じの役で、白人の方が冷静で几帳な役なことが多いけど、この映画では真逆で黒人の方が几帳な性格な役だったので新鮮に感じたのと、黒人や白人などと1括りにするのではなく、その人種の中でも様々な性格で色々な考えを持った人が居るということを改めて感じた。

人種差別なんて言葉さえが忘れられる日が来ればいいな。この2人のような出会いがもっと沢山あれば、きっと白人の方も考え方が変わるんだろうな、、。大人が子供に差別の考えを植え付けるからいけない。その考えを植え付ける大人もきっと子供の時からそういう考えを親から受け継いだんだろうな、、これじゃあ終わるわけが無い。先祖代々受け継がれたクソみたいな考えは本当に私たちの世代で今すぐにでもやめて欲しい。日本人だから分からないこともあるし、うちがアメリカン人で親にそういう教育されたらそりゃ差別しちゃうけど、日本人だからこそ、差別が日常的じゃない日本人だからこそ分かることがある。とりあえず誰がなんと言おうと差別なんかぜったいあっていいわけがない。
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