素晴らしい実話に基づいた映画！！！
1962年のお話だから
黒人差別が根強く残っているアメリカ
暗いシーンが多いかなと思っていたけど、
この映画はしっかりと問題は提示しつつ
不平等な風潮の中でしっかり自分自身を守り抜き、屈することなく争い、苦しい状況でも自分の尊厳を持ち続けるという簡単ではない行動の数々。感動します、本当に。
とても良かったです…。
ドクの外見は黒人だけど、
裕福で上流階級との関わりが多く、
性的指向も男性に向くという
どこにも属せないこの葛藤と
存在するだけで命が脅かされてしまう
苦しさに私自身が我慢ができなくなりそう
でした。
ドクはこんな状況に会っても
冷静で頭が切れて大人すぎる。尊敬です。
一方のトニーもイタリアがルーツの人物
彼もニューヨークで必死に生き延びていて
ぶっきらぼうで教養もなかったけど、
ドクと出会ってだんだんと丸みを帯びていく
姿が目に見えて友情以上な関係を感じました。
総じて良い映画！！
人生悲しくなったときは
またこの映画を観て元気をもらいたい。
