白人×黒人のバディもので何となく｢最強のふたり｣みたいな感じかなー？って思ってたけど、全然違う映画だった。まず2人の立場も逆だったし、最強のふたりが二人の関係性のみが割とフォーカスされていたのに対してこの作品はもっと広い視野で、世の中での黒人の生きづらさまで描かれていた。
イタリア仲間とのトニーの会話を聞いたシャーリーが、ツアーマネージャーに昇格しないかトニーに持ちかけた場面が印象的。いつもは余裕そうなシャーリーも、実は周りの人が離れていかないかいつも不安に思ってたのかって考えると苦しくなった。
シャーリーが白人に冷遇される姿は勿論だったけど、それ以上に他の投稿も黒人からも冷たい目で見られる姿が見てて苦しかったから、黒人でも白人でも男でもない私はどう生きればいいんだ って言葉がすごい刺さった
